DMM英会話でおすすめの教材をTOEIC970点が紹介!使い方やダウンロード方法も解説
DMM英会話には10,000を超えるレッスン教材があり、その全てを無料で使用できます。
英語教材は高額なので、無料でこれだけたくさんの教材を使えるのはとても魅力ですが、その反面、数が多すぎて教材選びに迷ってしまう方も多いです。
そこで当記事ではDMM英会話を13,000時間ほど受講し、TOEIC970点の筆者が万人におすすめできる優秀な教材や、英語レベルや学習目的別におすすめの教材をご紹介するので、教材を選びの参考にしてみてください。
DMM英会話で万人におすすめ教材の5選
Side by Side
出典元:DMM英会話
Side by Sideは英語初級者向けのベストセラーコース・ブックですが、中級者や上級者の方にもおすすめです。
Side by Sideのテキストは全部で4種類あり、それぞれのコースで「読む・聞く・話す・書く」の4技能を対象とした日常英会話の演習問題に取り組めます。
レベルで言うと中学英語ぐらいなので、中級者や上級者からすると今さらレッスンを受ける必要はないと思うかもしれません。
しかし、ネイティブが話す日常英会話の基礎部分は中学英語で構成されており、TOEICスコアが800点の人でもSide by Sideに出てくる英語を使いこなせないこともあるのが現実です。
たとえば「写真を見ている」という英文は、TOEICだと「I’m gazing at this photo.」ですが日常英会話では「I’m looking at this photo.」というのが一般的です。
Side by SideではTOEICに出てくるような英語ではなく、実際に日常的に使える英語を学べるので、初級者はもちろん中級者や上級者まで最適な教材です。
瞬間英作文
瞬間英作文は、実践的な英語が話せるようになりたいという方にぴったりの教材です。
筆者は書店でこれのテキスト教材を購入していたのですが、個人的に非常におすすめすることができます。
瞬間英作文のおかげでTOEIC970点を取れたと言っても過言ではないです。
テキストはとてもシンプルで、日本語を瞬間的に英語に訳しながら文章の構成要素を学んでいけます。
実際に使える英語脳を作ることが可能
瞬間英作文はレベル別に5種類の教材があるのですが、どのレベルでも日本語を英文に訳して声に出すという練習を繰り返すので、英語を一瞬で理解し発話するというトレーニングができます。
英語を話すには英単語や文法の暗記、発音などを習得している必要がありますが、それだけで英会話を話せるというわけではありません。
中学レベルの英語をマスターしていても、TOEICでハイスコアを取っていても、実際に英語を話すとなると頭が混乱してしまうという方は少なくないでしょう。
これは頭の中で瞬間的に英語を理解したり、英語を伝えるための構成をすぐに作る練習をしていないからです。
その点、瞬間英作文を活用すると会話の中で瞬時に適切な英語を話するための英語脳が出来上がるので、実際に英会話を活用する場面でも役立ちます。
英検® 対策
英検® 対策は、英検を受ける方だけでなく、語彙力をアップしたいという方におすすめの教材です。
英検(実用英語技能検定)は、高校や大学入試、海外留学などで資格としてアピールできる英語試験で、2級以上を持っていると就職でも優遇されることが多いです。
DMM英会話では、一般書籍の「英検予想問題ドリル」を無料教材として用意していて、5級から準1級の合格を目指すことが可能です。
英検に合格するには相当な語彙量や正しい英文法の習得、リスニング力やライティング力が必要になります。
英検® 対策の教材を使ってレッスンを受けることで、4技能のスキルアップに加え日常英会話など、普通のレッスンでは学べない単語なども習得できるのでレベルに関係なく英語力のアップにつながります。
Grammar in Use
英語の基礎文法から学べるGrammar in Useは、難易度が初級と中級に分かれているので、初心者はもちろん学び直しをしたい中級者や上級者の方におすすめです。
初級は「現在形」「過去形」「現在完了形」など基本的な文法を学びます。中級は「未来」「法助動詞」「間接話法」など日常会話に必要不可欠な正しい文法を学びます。
文法をすでにマスターしているつもりの中級者や上級者でも、いざ英会話となると咄嗟に過去形と現在完了形のどちらを使えばいいのか、動名詞と不定詞の使い分けが分からないということがあります。
Grammar in Useは基礎中の基礎となる文法の説明が分かりやすく、実際の英会話で使える例文もたくさん載っているので、初級者から上級者まで実践的な英会話に役立つ英語を学べます。
Speak Now
Speak Nowは、コミュニケーションスキルを向上させる教材です。
レベルに合わせて4つのコースが用意されており、レベル1から2は使用する単語や英文も簡単なものが多いのですが、レベル3以降はネイティブが話す日常会話に対応できるフレーズをしっかり習得できます。
また、コミュニケーションスキルの向上だけではなく、リスニング力や正しい発音スキルが身に付く演習問題がたくさん含まれているので、トークスキルを全体的にアップしたい上級者の方も満足できるレッスンが受けられます。
レベル1は「How are you?」レベルの英語から始まるので、中学英語しか分からない方や英語初心者の方も安心してスピーキング力アップを狙えるでしょう。
初心者におすすめのDMM英会話教材3選
ここからはレベル別におすすめの教材を紹介していきます。
まずは初心者におすすめのDMM英会話教材を3つ紹介します。
Conversation 会話
出典元:DMM英会話
Conversation 会話は、さまざまなトピックで英会話をするレッスンで、コミュニケーションスキルをアップする教材です。
いきなり英会話を始めるのは初心者の方にとっては不安かもしれませんが、Conversation 会話はレベル1から7まであり、レベル1は中学校で習うレベルの英語なのでまったく問題ありません。
「Getting Started はじめの一歩」というコースからスタートしますが、「Nice to meet you.」(はじめまして)や「My name is ○○」(私の名前は○○です)など初心者の方でも分かる基礎的なフレーズばかりなので、英語の土台をしっかり固めながらレベルアップできます。
Grammar 文法
Grammar 文法は、英文法の理解を深める教材です。
文法は難しいイメージがあり、特に初心者の方は苦手という方も多いかもしれませんが、文法を正しく理解していないと正確な英語を話すことができません。
Grammar 文法では、簡単な英文で文章構成や動詞の時制、前置詞などを分かりやすく説明してくれるので、初心者の方でも楽しく文法を学べます。
テキストはレベル2(初心者)からレベル8(中上級者)まで用意されているので、1レベルずつしっかり理解をしながらレッスンを進めることで、最終的には中上級者レベルの文法をマスターできます。
Let’s Go (4th edition)
Let’s Goは、世界150ヵ国で使われている幼児英語のベストセラー教材です。
子ども向けの教材なので、テキストに出てくる単語も簡単なものが多く、英語初心者の方にはとても分かりやすい内容となっています。
レベルは「Let’s Go: Let’s Begin」から「Let’s Go Level 6」まで7つに分かれていて、レベルにより難易度が異なります。
挨拶から学習したいのであれば「Let’s Go: Let’s Begin」、未来や過去のことを話せるようになりたいのであれば「Let’s Go Level 4」というように、自分に適した内容から始めることで初心者でも着実に英語力を身につけていける内容となっています。
幼児英語の教材で英語が身に付くのか、不安に思うかもしれませんが、基礎ができていないと難しい英語を理解できるようにはなりません。
Let’s Goは、英語を理解するための基礎を固めるのに適した教材なので、初心者の方はこの教材から始めてみることをおすすめします。
中級者におすすめのDMM英会話教材3選
旅行と文化
旅行と文化は、海外旅行でよく使う基本的なフレーズや国々の文化、旅行に関するさまざまな知識を学べる教材です。
コースは全部で11個あります。
コース | 内容 |
---|---|
Flying フライト | フライト中に必要となる基本的なフレーズ |
Airports 空港 | 空港でのシチュエーションで使えるフレーズ |
Transportation 交通機関 | 海外の交通機関を利用するときに必要なフレーズ |
Hotels ホテル | ホテルでのさまざまなシチュエーションに対応できるフレーズ |
Travel Emergencies 旅行中の緊急事態 | 緊急事態やトラブル時に役立つフレーズ |
Sightseeing 観光 | 観光をするときに使えるフレーズ |
Going Home 帰国 | 飛行機の予約変更や離着陸時など帰国の際に使えるフレーズ |
Slang Around the World 世界のスラング | 英語圏の国で使われるスラング(ネイティブが使う砕けた表現) |
Tourist Destinations 観光スポット | 海外で人気の観光スポットを題材にしたコース |
Prepare for Takeoff 離陸の準備 | 海外旅行中の様々なシチュエーションの対処法 |
See the World 世界を見る | 世界でもっとも美しい場所を題材にしたコース |
旅行と文化の教材は海外旅行に行く予定がない方でも、フライトや空港、観光など日常ではないシチュエーションのフレーズを学ぶことで語彙量を増やせます。
また、専門的な用語も出てくるので、幅広い英語力を身につけたいという方にもおすすめの教材です。
デイリーニュース
デイリーニュースは、アメリカの国営メディア「VOA(Voice of America)にアップされる最新のニュース記事を元にした教材です。
中級者向けの教材として人気が高く、記事ごとにレベル分けがされているので、自分の英語レベルに合った記事でレッスンが受けられます。
経済やビジネスなど難しいニュースだけでなく、カルチャーやサイエンス、エンターテイメントなどカテゴリーは10種類と豊富で、さらに過去のニュースも残っているので、自分が興味のある分野のトピックで楽しく語彙力を鍛えられます。
日常会話よりワンランク上の英語力を身につけたいという方は、ぜひこの教材を活用してみましょう。
テーマ別会話
テーマ別英会話は、さまざまなトピックについて、自分の考えや意見を表現するトレーニングができる教材です。
コースは以下の3つになります。
コース名 | 内容 |
---|---|
Describing Things 物事の説明 | イベントや場所、仕事などのトピックで説明の仕方や表現法を練習 |
Hypothetical Questions 仮定の質問 | 「もし○○だったら」という仮定の質問に答える練習 |
Agree or Disagree 賛成と反対 | 健康や芸術などさまざまなトピックでディベートのスキルをアップ |
テーマ別教材は、英語力が高い人でも難しいといわれる英語での説明や自分の考えを表現するトレーニングができます。
英会話スキルのアップはもちろん、仕事でのプレゼンや留学などに役立つので、英語力をさらにランクアップしたい中級者向けの教材です。
上級者におすすめのDMM英会話教材3選
シーン別 本当に使える 実践ビジネス英会話
「シーン別 本当に使える実践ビジネス英会話」は、名前の通りビジネス上でよくあるシチュエーションで使える英語を学べる教材です。
対象はレベル7以上ですが、Chapter1は「初対面の挨拶」から始まります。それでは「簡単すぎる」と思う方もいるかもしれませんが、英語レベルが高いからこそ「簡単な言い回し」が分からないこともあります。
たとえば「ここでは何を担当していますか」という質問の場合、「What do you do here?」というシンプルな英文で聞けばいいのですが、英語上級者だと逆に難しい英文を使ってしまいがちです。
「シーン別 本当に使える実践ビジネス英会話」では、ビジネスマンが実際に使っている英語を学べるので、ナチュラルなビジネス英会話を話したいという方におすすめです。
Vocabulary 語彙
Vocabulary 語彙では、とにかくたくさんの語彙を習得できます。
VocabularyやDialogue Practice、Article、Fill in the Blanksなどカテゴリごとにエクササイズを行ないますが、穴埋め問題や間違い探しなどゲーム感覚の問題もあるので、楽しみながら語彙量を増やせます。
学習内容は句動詞とイディオムの2つで、自分が覚え切れていないプログラムだけを選択することも可能です。
ただし、知っている語彙があるとしても、さまざまな例題や日常で使う場面を想定したエクササイズが揃っているので、語彙量を増やしたい方は両方のプログラムを受講することをおすすめします。
World Literature 世界の文学
World Literature 世界の文学は、世界的に有名な物語を使い、語彙力や読解力をネイティブ並みに仕上げるためのレッスンです。
現在、教材として使っている物語は4つあります。
- Alice in Wonderland 不思議な国のアリス
- The Happy Prince 幸福な王子
- A Christmas Carol クリスマスキャロル
- Romeo and Juliet ロミオとジュリエット
ファンタジー小説からシェイクスピアまでバリエーションが豊富なので、自分好みの教材で英語のだじゃれや比喩表現、隠喩などを学ぶことができます。
特に比喩表現は普通の学習教材だけでは習得できませんし、小説特有の言い回しなどもあるので、幅広い英語の知識を習得したい方におすすめです。
DMM英会話の教材ダウンロード方法を紹介
DMM英会話のオリジナル教材は、印刷もしくはpdfファイルとして保存できます。
ブラウザの右上にある「︙」(機種によっては「・・・」のマーク)をクリックすると、「印刷メニュー」が出てくるので、「印刷」をクリックしましょう。
出典元:DMM英会話
pdfにダウンロードしたい場合は、教材画面にカーソルを合わせて右クリックをします。
「印刷」というメニューをクリックすると印刷画面になり、プリンターを選ぶカテゴリに「pdfで保存」のメニューがあるので、こちらをクリックするとダウンロードできます。
DMM英会話の教材の使い方(選び方)を紹介
ここでは、DMM英会話の教材をどのようにして選べばいいか、その方法をご紹介します。
自分の英語レベルに合わせて選ぶ
教材は、自分の英語レベルで選びましょう。
人によって「海外旅行で使える英語を習得したい」「TOEICのスコアアップのため」など学習目的は違うと思いますが、レベルに合わない教材では学習効率が下がってしまいます。
特に初心者の方がレベルの高い教材を使ってしまうと、レッスンが理解できず挫折してしまうことが多いので、必ずレベルに合ったものを選びましょう。
DMM英会話のレッスン教材ページの左上部にはレベルバーがあり、バーをドラック&ドロップで移動させることで、自分のレベルに合った教材を簡単に探せます。
レベルの範囲は指定できるので、「初心者より少しレベルを上げたい」という場合はBeginnerのレベル1~3までの範囲を指定すれば、そのレベルに適した教材がアップされます。
出典元:DMM英会話
レベルの判定方法
まったくの初心者やTOEICスコア800点以上の上級者であればある程度自分の英語レベルを判断できますが、「そこそこ理解できる」「独学で英語を勉強している」という方はレベルが分からないかもしれません。
DMM英会話には、資格スコアと照らし合わせることで適切なレベルが分かる「レベル設定」があるので、分からない方はこの設定を参考にしてください。
出典元:DMM英会話
資格テストを受けたことがない方は、教材の「スピーキングテスト」を受講しましょう。
出典元:DMM英会話
この教材は、自分に合ったレッスンを選ぶための英語レベルを判定するものです。
レベルは基礎と上級の2つだけなので、初心者の方は基礎、ある程度英語を習得している方は上級を受講することで、自分のレベルを知ることができます。
教材が決まったら講師を予約する
教材を選んだら、次は教材に対応できる講師を選びましょう。
「予約・講師検索」では、特徴から対応している教材をチェックできるので、自分が使いたい教材でレッスンをしてくれる講師を選べます。
出典元:DMM英会話
もし見つからない場合は、絞り込み検索に教材名を入力すれば、教材に対応していて予約可能な講師をすぐに見つけることができます。
ただし、出版社教材はレッスンで使用するページで絞り込めるのですが、オリジナル教材は大まかな内容でしか絞り込めないので、「その他の希望」に使いたい教材のリンクを貼っておくことをおすすめします。
DMM英会話でおすすめの教材まとめ
学習目的を達成したり学習効率をアップしたりするには、自分のレベルに合った教材を選ぶことが重要です。
また、それと同じくらい「ユーザー評価」の高い講師を選ぶことも大事です。
どれだけ良い教材を選んでも、肝心の講師がいまいちだと学習効率は良くないからです。
DMM英会話は英語教材が豊富に揃っていまるので、活用することで初心者から中級者、中級者から上級者というように着実にステップアップすることも可能です。
まだDMM英会話に登録しておらず、自分に適した教材が見つかるか不安という方はまずは無料体験レッスンを受けてみるといいでしょう。
公式サイト:https://eikaiwa.dmm.com/
英会話中級者にはレアジョブ英会話もおすすめ
なお、英会話中級者には、業界でDMM英会話と並んで大手のレアジョブ英会話もおすすめです。
レッスン料金はDMM英会話よりも1ヶ月あたり100円ほど安い上、非常に質の高いレッスンを受けられます。
ビジネス英語に特化したコースもあるので、ビジネスで使える英語を学びたいという方にも最適です。
レアジョブ英会話も無料体験レッスンがあるので、まずは試してみると良いでしょう。
公式サイト:https://www.rarejob.com/