初心者が産経オンライン英会話を体験!口コミ・評判なども紹介
産経オンライン英会話をTOEIC400点台の初心者が実際に体験してみました。
今回はそんな産経オンライン英会話の体験談を紹介しつつ、特徴や他の利用者の口コミ・評判なども紹介しているので参考にして下さい。
筆者が他に利用したオンライン英会話については、オンライン英会話ランキングをご覧ください。
産経オンライン英会話とは
産経新聞を知らない人はいないと思います。産経オンライン英会話は、大手新聞社である産経の「産経ヒューマンラーニング株式会社」が運営するオンライン英会話スクールです。
大手なので信頼度は高く、英会話学習のツールとして三菱や日立といった大手企業や、神戸市といった自治体まで幅広く導入されています。
産経オンライン英会話の料金とレッスン単価
レッスンのプランと内容は以下の通りです。
参考:産経オンライン英会話HP 料金プラン(月額費用)・お支払い方法
1レッスン25分で、それを1日に1レッスンまたは2レッスン受講することができます。当然2レッスン受けると1レッスン当たりの単価は安くなります。
毎日1レッスンごと受けるスタンダードなプランで193円/1レッスンとなり、まさかのスタバのコーヒー一杯ぶんに満たない金額で授業が受けられちゃいます。
ただ価格の点では他のオンラインスクールと大きな差はありません(この後もっと詳しく解説していきます)。
初心者が産経オンライン英会話のレッスンを受けた感想と内容
毎回レッスンスタイルを選べて便利
毎回それぞれのレッスンで、「レッスンスタイル」を選ぶことができます。「テキストレッスン」と「フリートーク」から選択します。
「テキストレッスン」を選択すると、教材が選べるようになります。こんな感じです↓
基本的に毎回のレッスンで何を選んでもオッケーです。イチからテキストを進めてもいいですし、物足りなかったら発展的なトピックにスキップしてもいいと思います。飽きたらフリートークという使い方もできます。
また下の画像↓のように、毎回のレッスンで講師にリクエストを送ることができるので、自分のやりたいスタイルにカスタマイズできます。
例えば「予習したんだけど文法が理解できなかったら重点的にやりたい」とか「実際の状況を想定してロールプレイングしたい」とか何でもオッケーです。基本的には要望に応えてくれます。
予習はしておいた方が良い
必須ではないんですが、サッとテキストを流し読みしておくだけでもレッスン中にテンパらずに済みます。
例えば今回は、下のようなテキストに沿ってレッスンを予約しました。
予習をして、最低でも知らなかった単語や理解できなかった文くらいはメモっておいた方がいいです。
講師に「質問はある?」と聞かれることがあるので、その時にサッと答えられるくらいにはしておくと時間も無駄になりません。
さらに余裕があるなら、やることを予想してみるのも良いです。今回のテキストなら受付と宿泊客という立場でロールプレイングをすることになるはずなので、事前にテキストの文を見ながらぶつぶつ言ってみるとレッスンのイメージも膨らんできます。
予習は必須ではありませんが、やっておくことで授業中の理解度も高くなりますし、英語の定着も早くなるはずです。
復習もやっておいた方が良さそう
復習も必須ではないんですが、やっておいた方が今後の英語力の伸びが変わってきそうだなと思いました。
産経オンライン英会話でが、毎回の授業が終わるたびに「レッスンレポート」という授業のまとめを講師からもらうことができます。
「講師からのコメント」「発音の修正点」「文の修正点」「ボキャブラリー」など、授業内で扱われた内容がまとめてマイページに表示されます。
正直、独学で英会話をしていると自分のミスに気付きにくいですし、友達と話していても友達がネイティブでもない限り、的確に英語のアドバイスはされないものです。
その点、プロの講師からの修正は自分の間違いに気づき、正すことのできる絶好のチャンスですので、しっかり生かしましょう。
産経オンライン英会話の教材(テキスト)の内容
先ほど解説したように、テキストを選択してレッスンを受けることができますが、こちらのテキストは産経オンライン英会話オリジナルのテキストです。
テキストの一部を例として挙げました。お分かりのように”Good morning.”のような超基礎から、中上級レベルの会話までテキストは豊富にある印象です。
また、「産経だから」と言うべきでしょうか、お勉強のための「教科書」と言った感じです。トピックセンテンスがどーん!とあり、それに基づいて話が進んでいきます。
また、試験勉強のための教材も揃っているため、試験対策にも力を入れている印象です。
様々な題材の教材が揃っている
上の画像にもありますが、他にもニュースディスカッションで最近のニュースを題材にした話をしたり、「職業別英会話」で職種に特化した会話の練習をすることもできます。
どれもかっちりとしたテキストで、「面白みがない」と言われれば正直それまでなんですが、考えられて作られているなとは思います。
また、試験対策としてレッスンを検討している人は、テキストが充実してるためおすすめですね。
日常会話・ビジネス英会話いずれもかなりの量のトピックが用意されているので、教材がなくて困ることはなさそうです。
産経オンライン英会話の講師の国籍や訛り
実際のレッスンで担当する講師についてです。産経オンライン英会話の講師について国籍・訛り・選び方について解説します。
講師の国籍について
全員フィリピン人です。他の国籍の講師はいません。非ネイティブで一番英語力の評価の高いフィリピン人が講師が授業を担当します。
フィリピン人講師はどの人も温厚で、ゆっくりめに話してくれる講師が多いので、初心者向けにはもってこいなのですが、世界中の人が英語を話す今、フィリピン人のみというのは少し寂しい気はします。
ですが、その分しーーっかり教育されているな、と毎回のレッスンで感じます(笑)。講師側の選定もかなりシビアに行なっているようなので(ダメな講師については教育から出直しさせるらしい)、講師の質については期待していいと思います。
「初心者で最初は不安・・・」という人は、僕の言っていることを信じてフィリピン人講師と話してみてください。向こうもプロなので、話を上手に乗せてくれますよ。
講師の訛りについて
言ってしまえば、全員フィリピン訛りにはなります。講師全員フィリピン人ですから当たり前といえば当たり前ですよね。英語について評価の高いフィリピン人だって母国語は「タガログ語」というスペイン語の影響を受けた言語なので、ネイティブと同じ発音ではありません。
というかネイティブの発音自体も国や地域によって様々なので、一概に「これが正しい英語!」とは言えませんが、講師の訛りはあります。ですが、基本的に英語で生活してきた人たちなので、立派な英語であることには変わりありません。
フィリピン人の英語を良い意味で捉えるならば、日本人にとって聞き取りやすいことが多いかもしれません。割と一音一音をはっきり発音するので、初心者にとって理解しやすいとも言えそうです。
産経オンライン英会話の初心者向け講師の選び方
検索から自分の条件・希望に合った講師を選ぶ
画像を見ての通り、産経オンライン英会話では希望に合わせた講師を選択することができます。
「性別」「年齢」「講師歴」「得意教科」「対応レベル」「日本語レベル」「GCAT(”ジーキャット”→産経オンライン英会話が開発した英語レベルを把握するテスト)」等の様々な項目があるので、上手く活用すれば高確率で自分に合った講師を見つけることが可能です。
日本語を話せる講師を選ぶ
もっとも注目すべきは「日本語レベル」ではないでしょうか。他のスクールの講師は基本的に日本語は一切話さない、話せないため、こうした項目自体表示されることがありません。
しかし、産経オンライン英会話は日本語が話せる講師が多いのもウリの一つなので、講師がどれくらい日本語を話せるか確認することができます。
初心者だと急に英語で話すのは不安なので、日本語が通じる講師がいるのは心強いですね。
また、講師のバックグラウンドも確認することができるので、趣味や仕事など特定のトピックについて話したい時にも便利です。
紹介動画のある講師を選ぶ
さらに講師によっては自己紹介動画をアップしています。
動画を見ることで講師がどんな話し方をするのか、どんな感じのアクセントがあるのか前もって確認することができます。
動画で訛りが酷かったり、英語力が低いと感じた場合はハズレ講師を回避することが可能です。
ただ講師によっては映像はなくボイスだけだったり、ボイスさえも公開していない講師も結構います。講師側からすれば動画は必須ではないようです。
初心者が産経オンライン英会話を使って感じた講師の質
親身になってくれる講師が多い
こちらの要望にしっかり応えてくれ、かつ親身になって話を聞いてくれる講師が多い印象です。産経が運営しているだけあり、教育が行き届いているんだと思います。
また、人によりますが細かい点まで指摘してくれる講師が多いです。他のオンライン英会話だとほとんど指摘をしてくれなかったり、フリートークを選択するとダラっとしてしまうことも多いんです。
ただ、産経オンライン英会話の講師は小さいミスでも気付いて指摘してくれたり、毎回の授業終了後のコメントで修正点を指摘してくれるので、英会話を上達させたい方にはおすすめできます。
フレンドリーな友達感覚でなく教師感のある講師が多い
友達感覚で楽しくレッスンをすることが多い他のスクールに比べると、全体的にフォーマルな印象を受けます。
もちろんカジュアルな講師もいますが、教育の方針なのか多くの講師は一線を引いて、友達でなく講師として接してくることが多いです。
講師の全体の質は高い方
たまに満足できなかったレッスンはありますが、あくまでも個人の相性レベルの話だと思うのでいわゆるハズレ講師が少なかったです。
授業の質もわりと高く、他のスクールと比べてもかなり優れていると思います。
初心者が産経オンライン英会話で実際にあったトラブル
レッスン中に接続が途切れてしまった
産経オンライン英会話を利用していると、時々接続が途切れて講師の声が聞こえない時があります。
この問題は他のオンライン英会話スクールでも起こる問題なので割り切るしかないのかもしれませんが、産経オンライン英会話は若干DMM英会話などよりも接続が切れる可能性が高いと感じました。
でも普通の固定WiFiに接続して受講する分には特に問題なしです。
ただ接続のせいで聞き取れずにそのまま流してしまうのはもったいないです。もし相手の言っていることがわからなかった時は「I think we have a bad connection. Could you say taht again?(接続が悪いみたいです。もう一回言ってくれますか?)」などと伝えてみると、講師はもう一度言ったことを繰り返してくれるはずです。
接続のせいで大切なレッスンを無駄にしないよう、聞こえなかったらスグに聞き返してしまう方が良いです。
海外のwifiだと繋がりにくい
日本にいる時は普通の固定WiFiを使ってレッスンを受講できていましたが、ワーホリで海外で受講した際は接続が著しく悪くなりました。
講師側も接続が悪いので聞き返してくれたのですが、繰り返してくれた内容も途切れ途切れでもう授業にならない、なんてことが何度も起きました。
繋がりにくい時はスマホから受講するのも手
アパートの家主に相談してチェックしてもらってもWiFiには問題ないとのことだったので、スマホに切り替えたらあっさり問題解決しました。
日本で受講するなら特にWiFiは大きな問題ではないかもしれませんが、「海外に出る予定がある」があったり、日本でも山奥で利用する場合はスマホでの受講を試してみることをおすすめします。
パソコンよりもスマホの方がデータ通信量が少ないので、接続の問題に関しては解決されることが多いです。
産経オンラインと他の英会話を比較(DMM英会話・レアジョブ英会話・ネイティブキャンプ)
料金やサービスの特徴が似ている他の3スクール(DMM英会話、レアジョブ英会話、ネイティブキャンプ)を例に挙げ、表を作成してみました。
それぞれの特徴から産経オンライン英会話の強み・弱みについて見ていきましょう。
比較項目 | 産経オンライン英会話 | DMM英会話 | レアジョブ英会話 | ネイティブキャンプ |
---|---|---|---|---|
値段 | 6,380円 | 6,480円 | 6,380円 | 6,480円 |
受講回数制限 | 1回/日 | 1回/日 | 1回/日 | 制限なし |
1レッスンあたりの単価 | 206円 | 209円 | 206円 | いくらでも安くなる |
講師の国籍 | 全てフィリピン人 | 多国籍(101カ国) | ほぼフィリピン人 | 多国籍(フィリピン人多い) |
ネイティブ講師の有無 | × | ◯ | × | △(いるが少ない) |
日本人講師の有無 | ◯ | ◯ | × | ◯ |
時間 | 24時間 | 24時間 | 毎朝6時~深夜1時 | 24時間(月曜の早朝はメンテナンスで不可) |
この表を「価格」「講師」「時間」について分けて解説しています。
料金・レッスン単価
比較項目 | 産経オンライン英会話 | DMM英会話 | レアジョブ英会話 | ネイティブキャンプ |
---|---|---|---|---|
値段 | 6,380円 | 6,480円 | 6,380円 | 6,480円 |
受講回数制限 | 1回/日 | 1回/日 | 1回/日 | 制限なし |
1レッスンあたりの単価 | 206円 | 209円 | 206円 | いくらでも安くなる |
月ごとの料金を比べると、月額で受講し放題になるネイティブキャンプが料金の観点では最安です。レッスンを受ければ受けるほど1レッスンの単価が安くなります。
ただ、ネイティブキャンプは「今すぐレッスン」は受講し放題ですが、予約するには別途課金が必要になる点には気をつけなくてはいけません。
そのため、結果的には他のスクールより費用が高くなってしまうことが多々あります。反面、質よりも話す量を重視したい人にとっては素晴らしいシステムといえるでしょう。
ネイティブキャンプ
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講師の国籍
産経オンライン英会話 | DMM英会話 | レアジョブ英会話 | ネイティブキャンプ | |
---|---|---|---|---|
講師の国籍 | 全てフィリピン人 | 多国籍(101カ国) | ほぼフィリピン人 | 多国籍(フィリピン人多い) |
ネイティブ講師の有無 | × | ◯ | × | △(いるが少ない) |
日本人講師の有無 | ◯ | ◯ | × | ◯ |
すでに解説したように、産経オンライン英会話の講師は全てフィリピン人です。
他のスクールはどうかと言うと、レアジョブは「ほぼフィリピン人」ですが、DMM英会話についてはネイティブ含む101カ国もの国籍の講師がいます。
そのため、様々な国の英語に触れたい、実際にネイティブの国で通じる英語を身に着けたい方はDMM英会話一択と言えるでしょう。
DMM英会話 総合エンタメサイトDMM.comが運営するDMM英会話は、圧倒的な低価格と世界105カ国以上の講師からなる質の高いレッスンが魅力のサービスです。現在、☆無料体験レッスン受付中!!25分の無料体験レッスンが3回受けられます。
比較すると思いますが、講師の国籍の多用さで比較すると産経オンライン英会話は劣ると言わざるを得ません。
知名度が高いので初心者でも入りやすいという特徴があるものの、フィリピン人講師に完全に偏ってしまっているため、「フィリピン英語」しか経験できないデメリットは大きいかと思います。
また、フィリピン英語は筆者のような英会話初級〜中級には聞き取りやすく良いのですが、実際にネイティブで通じる英語かと言われると微妙らしいので、やはりネイティブ講師のいるサービスの方が良いとなってくるものです。
受講できる時間
DMM英会話 | 産経オンライン英会話 | レアジョブ英会話 | ネイティブキャンプ | |
---|---|---|---|---|
時間 | 24時間 | 24時間 | 毎朝6時~深夜1時 | 24時間(月曜の早朝はメンテナンスで不可) |
レッスン可能時間で見るとDMM英会話と産経オンライン英会話が、常に24時間営業なので頭一つ抜けていると思います。
実際、筆者は深夜1時前まで残業していることが多いのですが、レアジョブのような営業時間だとレッスンを受けたくても受けられません。
その点、24時間営業なら帰宅して家事をして2時くらいになっても問題なくレッスンができます。
産経オンラインとDMM英会話はどちらも24時間レッスンが可能ですが、講師の国籍数や教材数、サービスの質など総合的に見ればDMM英会話の方が圧倒的に優れていると言わざるを得ません。
公式サイト:https://eikaiwa.dmm.com/
産経オンライン英会話の口コミ・評判
産経オンライン英会話は、総合的に見ると悪くはないものの、他にいくらでも優秀なオンライン英会話があるので「あなたの目的に合えば選んでもいい」という評価です。
フィリピン人講師がメインなものの、講師の質は悪くありません。しかし総合的に見れば業界最大手のDMM英会話や、レアジョブ英会話の方がおすすめできます。
上記の2スクールは無料体験レッスンを受けることができるので、気になった方は無料レッスンを受けて比較検討してみると良いでしょう。
【DMM英会話】無料体験レッスンページ ※現在2レッスン受講可能
【レアジョブ】無料体験レッスンページ ※現在2レッスン受講可能